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浜崎航(Ts) Phillip Strange(P) 2年前、初めてこのデュオを聴いたとき、それはもう顔面パンチをくらったみたいに こんな音楽があったのか、自分はなんて狭い世界にいたんだろう! 楽器とは、こんな音を奏でることができるのか!と、心が激しく震えた。 次の日も暫く、ポ〜〜〜っと上の空で過ごしていた記憶。サクソフォンとピアノのデュオというのは、クラシックでも良く演奏される編成だけど このデュオは今まで聴いたどの音楽よりも、美しくて繊細だったように思う。 今回そのライブを、久しぶりに聴きに行くことができた。 もう私の陳腐な言葉には置き換えたくないくらい、やはり素晴らしかった!! その空間にその音が流れていることが、ただただ美しく、感極まってしまう。 航さんのテナーとフィリップさんのピアノでなければ、紡ぎ出せない音色、時間。これは生演奏で聴くというのがとってもとっても大事で、音楽だけでなくて お2人の音の会話、心の動き、振動、静寂、それら全てを含めて「聴く」といったらいいのかな。 その流れに身を委ねていると、心や身体のいろんなものが全て緩んでしまうみたい。 素敵な時間を本当にありがとうございます、 というほかありませんこんな音楽があるんだよ、ってよりたくさんの人に知ってもらいたいと思った。 また次の機会があったら、必ず聴きに行こう。--------------ここは、図書館やスタジオ、カフェなどが施設内に併設されている内田修ジャズコレクションタイガーカフェで飲んだホットチョコレート(思ってたよりかなり甘かったー)